Mフーディンラティオス(デッキレシピ)
2017年9月7日 ポケモンカードゲーム【ポケモンカードゲームチャンピオンズリーグ2018 横浜】にて使用した構築のレシピ、解説記事になります。
特に上位入賞したわけでもありませんが、以前のレシピ記事でも書いたように、自分の思考を文字に起こすことはスキルアップに絶対に必要なことだと考えているので、カード単位で記していきたいと思います。
デッキ:Mフーディンラティオス
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ポケモン 15
4 フーディンEX
4 MフーディンEX
2 カプ・テテフGX
1 ネクロズマGX
1 フーパEX(XY7)
1 オドリドリ(SM1+)
1 カプ・テテフ(SM2+)
1 ラティオス(SM3+)
サポート 13
3 プラターヌ博士
2 N
2 グズマ
1 リーリエ
1 アセロラ
1 オカルトマニア
1 クセロシキ
1 ポケモンだいすきクラブ
1 フウロ
グッズ 18
4 ハイパーボール
4 バトルサーチャー
4 フーディンソウルリンク
3 スーパーポケモン回収
1 フィールドブロアー
1 レスキュータンカ
1 すごいつりざお
スタジアム 4
4 次元の谷
エネルギー 10
6 基本超エネルギー
3 ミステリーエネルギー
1 ダブル無色エネルギー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
大会前に【ミュウツーGX】等を解雇し、色々試行錯誤してデッキ構築しました。
まず、Mシンカが現環境で扱いやすいかどうかの問題はおいておいて、Mシンカポケモンで、現環境で戦える、使う価値がある、のは以下だと考えております。
Mレックウザ
Mフーディン
Mバンギラス
Mミュウツー(Y)
Mリザードン(XY両方)
Mルカリオ
Mハッサム
どういう基準かというと、「相手をワンパンできるかどうか」です。
ツーパン基準のMポケモンはアセロラ環境の今使いづらいと感じます。
ツーパンするなら結局【ゾロアークGX】を使えばいいのです。【ゾロアークGX】にはどう考えても強い特性【とりひき】があり、アセロラループにも対応しています。M進化ポケモンはソウルリンクを割られるとループができなくなります。仮にループするにしてもループするために必要なカードがソウルリンク分多くなります。ということで、M進化にかかわらず、【ゾロアークGX】を使わないのであれば、相手をワンパン(ワザ1回)できぜつさせられることが重要と考えました。先ほど羅列したM進化ポケモンは、ワンパンが可能なポケモンたちです。その中でMフーディンを選んだ理由としては、もちろん個人の趣味嗜好もありますが、他の採用理由が薄い、ということです。
Mレックウザ
ウソッキー環境である今、240点を出すのが難しい。240点出せないのであれば【ゾロアークGX】で良い。
Mバンギラス
エネルギーが圧倒的に重く、【ルガルガンGX】が多い今、重い闘弱点ポケモンは使いづらい。
Mミュウツー
【サーナイトGX】で良い。
Mリザードン
炎を握るのであれば、わざわざ5エネルギー使わずとも【ボルケニオンEX】で打点の確保は可能。
Mルカリオ
【ゾロアークGX】のみワンパン可能だが、闘3要求されるのできつそう。
Mハッサム
【サーナイトGX】および特殊エネルギー主体デッキに強い。
以上のことから、現環境でM進化ポケモンを使うのであればMフーディンかMハッサムだと思います。
そしてMフーディンは、特に有利な相手、というものは存在しませんが、【オーロット】と【ゴミなだれ】以外にはほぼオールマイティーに戦えます。
これに趣味嗜好を加えたものが、Mフーディンを握った理由になります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・フーディンEXライン 4-4
元々【ミュウツーGX】を入れていたので3-3でしたが、【MフーディンEX】が1枚でもサイド落ちすると厳しいので4投。
基本的にワザダメージ+既乗ダメカンできぜつさせられない【ゼンフォース】は弱いと思っているので、【スプーンまげ】の回数はできるだけ確保しておきたいと思いました。
何故弱いと感じているかといえば、【ゼンフォース】でツーパンするとなると、基本的に2発目のダメージは280点になるので、1度目の【ゼンフォース】がほぼ無駄うちのようになってしまうからです(スプーン曲げ:20→ゼンフォース:70→ゼンフォース:280 計370)。
つまり、出来る限り【スプーン曲げ】でダメカンを乗せ、【ゼンフォース】1回で相手をきぜつさせることを意識した構築、プレイングになっていました。
XY時代は高耐久の象徴であったMシンカポケモンも、今はそこまで耐久力があるわけではありません。2進化GXはHP250、1進化GXは【ムキムキダンベル】でHP240、たねGXも【闘魂のまわし】でHP230。ソウルリンクをもたせないとならないため、耐久の確保ができない。倒しきれないと返しで倒される。つまり、可能な限りEX、GXポケモンをワンパンしていかなくてはならないのです。
そのためにいかに【ゼンフォース】の火力を確保するプレイングが重要になります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・カプ・テテフGX 2
【ワンダータッチ】が当たり前に強い。初手盤面展開のために2枚は必要。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・ネクロズマGX 1
元々2投していましたが、フーディンラインを増やしたことでダメカンを乗せる手段が多くなり最悪【ブラックレイGX】は使わなくても戦えるため、必要最小限の1枚。
たまに【プリズムバースト】も使います。ダメカンが3個のっていれば、超エネルギー2枚の谷【プリズムバースト】でHP180まで倒せます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・フーパEX 1
初手展開で必要なカード。
【ハイパーボール】→【カプ・テテフGX】→【ポケモンだいすきクラブ】→【フーパEX】→【フーディンEX】×2、【MフーディンEX】で初手でほぼ盤面が完成します。
【ポケモンだいすきクラブ】で持ってくるもう1体のたねポケモンは、【カプ・テテフGX】か、【ラティオス】です。ハンドにドローサポートがあるかどうかで変わってきます。
【スーパーポケモン回収】で回収し、再度【バンデットリング】で【MフーディンEX】を持ってくる動きもよくやります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・オドリドリ 1
【ウソッキー】【カリン】【オドリドリ】これらのカードはどのデッキにも最低1枚は入っていたのではないでしょうか。
このデッキには【次元の谷】があるため、迷わず【オドリドリ】を採用。
【よるのこうしん】対策、フィニッシャーにはもちろん、【ゼンフォース】の火力確保のためのダメカン調整にも使っていました。低耐久のEXポケモンがメインアタッカーのため、非EX、GXのポケモンとしても活躍してくれます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・カプ・テテフ 1
ほぼオドリドリと同じ役割。【ブラック・レイGX】を打つ機会が減ったため、今まで2投だったところを1に減らしました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・ラティオス 1
今回1番重要なカード。【MフーディンEX】は、【ソーナンス】と組ませることが多いですが、壁としての役割は【ラティオス】に任せました。
もちろん【がまんのかべ】による特性ロックは強力ですが、相手の展開に用いる【ワンダータッチ】は止められず、【はじまりのきおく】も止められない。
そして何より、【サイコダメージ】によるダメカンはバトル場のポケモンにしか乗りません。壁にしている間に【スプーン曲げ】で相手のベンチにダメカンを乗せなくてはならないわけですが、何度も【スプーン曲げ】を使うには大量の【フーディンソウルリンク】に、【スーパーポケモン回収】(期待値的には2倍の枚数)、今回は積んでませんが【退化スプレー】が必要です。【ソーナンス】を壁にしている間は相手も展開を進めているわけであり、【グズマ】で突破されてしまったり、【アセロラ】で回収されてしまうことが多いような気がしました。
30分という時間で勝ち切らなければいけないルールでは、やはり展開には早さが必要となります。
【ラティオス】の【ブレイクスルー】は、前と後ろに30点ずつ与えることができます。【ラティオス】が生き残る限り、2,3ターンで相手のメインポケモン複数にダメカンが5,6個乗ることになり、ほぼ【ゼンフォース】の圏内になります。
そしてえらいのは何より逃げエネ1。
【ソーナンス】は逃げエネ2ですので、【ゼンフォース】で殴る準備ができても【ミステリーエネルギー】か、エネルギー2枚が必要となります。
また、2,3枚あってもいいと思いましたが、別段【フーディンEX】スタートでも問題なく戦えるので、1枚です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・プラターヌ博士 3
4か3か迷いましたが、【フーディンソウルリンク】や【ミステリーエネルギー】等、切りたくないカードが多いので1枚を【リーリエ】に。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・N 2
妨害用。あるいは切りたくないカードがあるときに。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・グズマ 2
【ミステリーエネルギー】との相性は抜群。ダメカンの乗ったベンチのポケモンを引っ張ってきたいため、3積みも考えましたが、枠がなく断念。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・リーリエ 1
初手展開時、【ポケモンだいすきクラブ】が落ちているときはこのカードを使います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・アセロラ 1
【スーパーポケモン回収】はやはりコインに左右されるので、1枚はほしかった。ただ、かといって2積みするほどではありませんでした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・オカルトマニア 1
主に後半に打つカード。【マーシャドーGX】対策に、1枚はいれておきたい。
スリーブがオカルトマニアなので、宗教上の理由で入れなくてはならなかった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・クセロシキ 1
絶対必要なカード。
【闘魂のまわし】を巻かれると必要なダメカンが1つ増えてしまうため、好きな時にどうぐを壊せるように1積み。なるべく序盤で落としておきたいです。また、特殊エネルギーが多い環境なので、【改造ハンマー】の役割も担っていただきました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・ポケモンだいすきクラブ 1
展開用。前述の通り。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・フウロ 1
宗教上の理由での投入。必要なときに【次元の谷】や【フーディンソウルリンク】を持ってこれるから普通に強い。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・バトルサーチャー 4
4投信者なので4投。クセロシキやグズマ、フウロ等、要所で撃ちたいカードが多いので妥当だと思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・ハイパーボール 4
同上。後半使いたいサポートを落とす手段なので、積極的に使っていく。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・フーディンソウルリンク 4
フーディンライン4-4なので妥当だと思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・スーパーポケモン回収 3
キーカード。【スプーン曲げ】を連打するのに絶対必要なカード。【退化スプレー】と違って、HPも実質回復できるので、オモテが出ればめちゃくちゃ強いカードです。「スーパーポケモン回収で」と言って1回、「表です」と言って2回、相手の顔が一気に青ざめるのを見るのはちょっと楽しかったり笑
4投が基本のようですが、1枚は【アセロラ】にしました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・レスキュータンカ 1
最強のカード。序盤落としてしまった【オドリドリ】や【カプ・テテフ】の回収はもちろん、トラッシュから【MフーディンEX】をひっぱってきてそのままM進化、という動きも多かったです。むしろ、それをするために【MフーディンEX】1枚は気にせず【ハイパーボール】の種にしたりしていました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・すごいつりざお 1
特殊エネルギー対策カードが多そうな気がしたので、エネルギーの基本超エネルギーの割合を多くしたため、普段は【レスキュータンカ】2枚のところ、1枚をこのカードに。後半エネルギーをひけば勝ち、みたいな局面がよくあるので、すこしでも引く確率を増やすためによく使います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・フィールドブロアー 1
【クセロシキ】1、【次元の谷】4があるので、1枚で十分でした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・次元の谷 4
少しでも引く確率を上げるために4枚。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・超エネルギー (6-3)
【ミステリーエネルギー】は4枚入れたかったのですが、【改造ハンマー】のことを考えて1枚は基本エネルギーにしました。【ソーナンス】を入れない分、3枚でも十分機能しました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・ダブル無色エネルギー 1
【ネクロズマGX】が1枚なので、1枚でOK。【ネクロズマGX】に超エネルギーがついてしまっているときは、逃げエネの材料に使ったり、【エナジードライブ】の打点確保に使ったりもします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以上になります。
【ネクロズマGX】が果たして必要なのか?という疑問は少々あるのですが、現環境で戦うのであれば、枚数の調整は多少あれど、この構築が一番丸いと思います。
公式大会で良い結果は残せませんでしたが、大すきなフーディンのデッキを、そこそこの完成度まで高められた自信はあるので、満足です。
【ルザミーネ】が登場すれば、この構築はまたかなり変わると思います。
これからはゾロアークのほうもまたしっかりと考えていこうと思っていますが、XYレギュレーションが落ちるまで、要所要所でフーディンと心中していきたいと思います。
ここまでの長文、読んでくださり、ありがとうございました。
特に上位入賞したわけでもありませんが、以前のレシピ記事でも書いたように、自分の思考を文字に起こすことはスキルアップに絶対に必要なことだと考えているので、カード単位で記していきたいと思います。
デッキ:Mフーディンラティオス
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ポケモン 15
4 フーディンEX
4 MフーディンEX
2 カプ・テテフGX
1 ネクロズマGX
1 フーパEX(XY7)
1 オドリドリ(SM1+)
1 カプ・テテフ(SM2+)
1 ラティオス(SM3+)
サポート 13
3 プラターヌ博士
2 N
2 グズマ
1 リーリエ
1 アセロラ
1 オカルトマニア
1 クセロシキ
1 ポケモンだいすきクラブ
1 フウロ
グッズ 18
4 ハイパーボール
4 バトルサーチャー
4 フーディンソウルリンク
3 スーパーポケモン回収
1 フィールドブロアー
1 レスキュータンカ
1 すごいつりざお
スタジアム 4
4 次元の谷
エネルギー 10
6 基本超エネルギー
3 ミステリーエネルギー
1 ダブル無色エネルギー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
大会前に【ミュウツーGX】等を解雇し、色々試行錯誤してデッキ構築しました。
まず、Mシンカが現環境で扱いやすいかどうかの問題はおいておいて、Mシンカポケモンで、現環境で戦える、使う価値がある、のは以下だと考えております。
Mレックウザ
Mフーディン
Mバンギラス
Mミュウツー(Y)
Mリザードン(XY両方)
Mルカリオ
Mハッサム
どういう基準かというと、「相手をワンパンできるかどうか」です。
ツーパン基準のMポケモンはアセロラ環境の今使いづらいと感じます。
ツーパンするなら結局【ゾロアークGX】を使えばいいのです。【ゾロアークGX】にはどう考えても強い特性【とりひき】があり、アセロラループにも対応しています。M進化ポケモンはソウルリンクを割られるとループができなくなります。仮にループするにしてもループするために必要なカードがソウルリンク分多くなります。ということで、M進化にかかわらず、【ゾロアークGX】を使わないのであれば、相手をワンパン(ワザ1回)できぜつさせられることが重要と考えました。先ほど羅列したM進化ポケモンは、ワンパンが可能なポケモンたちです。その中でMフーディンを選んだ理由としては、もちろん個人の趣味嗜好もありますが、他の採用理由が薄い、ということです。
Mレックウザ
ウソッキー環境である今、240点を出すのが難しい。240点出せないのであれば【ゾロアークGX】で良い。
Mバンギラス
エネルギーが圧倒的に重く、【ルガルガンGX】が多い今、重い闘弱点ポケモンは使いづらい。
Mミュウツー
【サーナイトGX】で良い。
Mリザードン
炎を握るのであれば、わざわざ5エネルギー使わずとも【ボルケニオンEX】で打点の確保は可能。
Mルカリオ
【ゾロアークGX】のみワンパン可能だが、闘3要求されるのできつそう。
Mハッサム
【サーナイトGX】および特殊エネルギー主体デッキに強い。
以上のことから、現環境でM進化ポケモンを使うのであればMフーディンかMハッサムだと思います。
そしてMフーディンは、特に有利な相手、というものは存在しませんが、【オーロット】と【ゴミなだれ】以外にはほぼオールマイティーに戦えます。
これに趣味嗜好を加えたものが、Mフーディンを握った理由になります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・フーディンEXライン 4-4
元々【ミュウツーGX】を入れていたので3-3でしたが、【MフーディンEX】が1枚でもサイド落ちすると厳しいので4投。
基本的にワザダメージ+既乗ダメカンできぜつさせられない【ゼンフォース】は弱いと思っているので、【スプーンまげ】の回数はできるだけ確保しておきたいと思いました。
何故弱いと感じているかといえば、【ゼンフォース】でツーパンするとなると、基本的に2発目のダメージは280点になるので、1度目の【ゼンフォース】がほぼ無駄うちのようになってしまうからです(スプーン曲げ:20→ゼンフォース:70→ゼンフォース:280 計370)。
つまり、出来る限り【スプーン曲げ】でダメカンを乗せ、【ゼンフォース】1回で相手をきぜつさせることを意識した構築、プレイングになっていました。
XY時代は高耐久の象徴であったMシンカポケモンも、今はそこまで耐久力があるわけではありません。2進化GXはHP250、1進化GXは【ムキムキダンベル】でHP240、たねGXも【闘魂のまわし】でHP230。ソウルリンクをもたせないとならないため、耐久の確保ができない。倒しきれないと返しで倒される。つまり、可能な限りEX、GXポケモンをワンパンしていかなくてはならないのです。
そのためにいかに【ゼンフォース】の火力を確保するプレイングが重要になります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・カプ・テテフGX 2
【ワンダータッチ】が当たり前に強い。初手盤面展開のために2枚は必要。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・ネクロズマGX 1
元々2投していましたが、フーディンラインを増やしたことでダメカンを乗せる手段が多くなり最悪【ブラックレイGX】は使わなくても戦えるため、必要最小限の1枚。
たまに【プリズムバースト】も使います。ダメカンが3個のっていれば、超エネルギー2枚の谷【プリズムバースト】でHP180まで倒せます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・フーパEX 1
初手展開で必要なカード。
【ハイパーボール】→【カプ・テテフGX】→【ポケモンだいすきクラブ】→【フーパEX】→【フーディンEX】×2、【MフーディンEX】で初手でほぼ盤面が完成します。
【ポケモンだいすきクラブ】で持ってくるもう1体のたねポケモンは、【カプ・テテフGX】か、【ラティオス】です。ハンドにドローサポートがあるかどうかで変わってきます。
【スーパーポケモン回収】で回収し、再度【バンデットリング】で【MフーディンEX】を持ってくる動きもよくやります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・オドリドリ 1
【ウソッキー】【カリン】【オドリドリ】これらのカードはどのデッキにも最低1枚は入っていたのではないでしょうか。
このデッキには【次元の谷】があるため、迷わず【オドリドリ】を採用。
【よるのこうしん】対策、フィニッシャーにはもちろん、【ゼンフォース】の火力確保のためのダメカン調整にも使っていました。低耐久のEXポケモンがメインアタッカーのため、非EX、GXのポケモンとしても活躍してくれます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・カプ・テテフ 1
ほぼオドリドリと同じ役割。【ブラック・レイGX】を打つ機会が減ったため、今まで2投だったところを1に減らしました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・ラティオス 1
今回1番重要なカード。【MフーディンEX】は、【ソーナンス】と組ませることが多いですが、壁としての役割は【ラティオス】に任せました。
もちろん【がまんのかべ】による特性ロックは強力ですが、相手の展開に用いる【ワンダータッチ】は止められず、【はじまりのきおく】も止められない。
そして何より、【サイコダメージ】によるダメカンはバトル場のポケモンにしか乗りません。壁にしている間に【スプーン曲げ】で相手のベンチにダメカンを乗せなくてはならないわけですが、何度も【スプーン曲げ】を使うには大量の【フーディンソウルリンク】に、【スーパーポケモン回収】(期待値的には2倍の枚数)、今回は積んでませんが【退化スプレー】が必要です。【ソーナンス】を壁にしている間は相手も展開を進めているわけであり、【グズマ】で突破されてしまったり、【アセロラ】で回収されてしまうことが多いような気がしました。
30分という時間で勝ち切らなければいけないルールでは、やはり展開には早さが必要となります。
【ラティオス】の【ブレイクスルー】は、前と後ろに30点ずつ与えることができます。【ラティオス】が生き残る限り、2,3ターンで相手のメインポケモン複数にダメカンが5,6個乗ることになり、ほぼ【ゼンフォース】の圏内になります。
そしてえらいのは何より逃げエネ1。
【ソーナンス】は逃げエネ2ですので、【ゼンフォース】で殴る準備ができても【ミステリーエネルギー】か、エネルギー2枚が必要となります。
また、2,3枚あってもいいと思いましたが、別段【フーディンEX】スタートでも問題なく戦えるので、1枚です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・プラターヌ博士 3
4か3か迷いましたが、【フーディンソウルリンク】や【ミステリーエネルギー】等、切りたくないカードが多いので1枚を【リーリエ】に。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・N 2
妨害用。あるいは切りたくないカードがあるときに。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・グズマ 2
【ミステリーエネルギー】との相性は抜群。ダメカンの乗ったベンチのポケモンを引っ張ってきたいため、3積みも考えましたが、枠がなく断念。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・リーリエ 1
初手展開時、【ポケモンだいすきクラブ】が落ちているときはこのカードを使います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・アセロラ 1
【スーパーポケモン回収】はやはりコインに左右されるので、1枚はほしかった。ただ、かといって2積みするほどではありませんでした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・オカルトマニア 1
主に後半に打つカード。【マーシャドーGX】対策に、1枚はいれておきたい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・クセロシキ 1
絶対必要なカード。
【闘魂のまわし】を巻かれると必要なダメカンが1つ増えてしまうため、好きな時にどうぐを壊せるように1積み。なるべく序盤で落としておきたいです。また、特殊エネルギーが多い環境なので、【改造ハンマー】の役割も担っていただきました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・ポケモンだいすきクラブ 1
展開用。前述の通り。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・フウロ 1
宗教上の理由での投入。必要なときに【次元の谷】や【フーディンソウルリンク】を持ってこれるから普通に強い。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・バトルサーチャー 4
4投信者なので4投。クセロシキやグズマ、フウロ等、要所で撃ちたいカードが多いので妥当だと思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・ハイパーボール 4
同上。後半使いたいサポートを落とす手段なので、積極的に使っていく。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・フーディンソウルリンク 4
フーディンライン4-4なので妥当だと思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・スーパーポケモン回収 3
キーカード。【スプーン曲げ】を連打するのに絶対必要なカード。【退化スプレー】と違って、HPも実質回復できるので、オモテが出ればめちゃくちゃ強いカードです。「スーパーポケモン回収で」と言って1回、「表です」と言って2回、相手の顔が一気に青ざめるのを見るのはちょっと楽しかったり笑
4投が基本のようですが、1枚は【アセロラ】にしました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・レスキュータンカ 1
最強のカード。序盤落としてしまった【オドリドリ】や【カプ・テテフ】の回収はもちろん、トラッシュから【MフーディンEX】をひっぱってきてそのままM進化、という動きも多かったです。むしろ、それをするために【MフーディンEX】1枚は気にせず【ハイパーボール】の種にしたりしていました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・すごいつりざお 1
特殊エネルギー対策カードが多そうな気がしたので、エネルギーの基本超エネルギーの割合を多くしたため、普段は【レスキュータンカ】2枚のところ、1枚をこのカードに。後半エネルギーをひけば勝ち、みたいな局面がよくあるので、すこしでも引く確率を増やすためによく使います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・フィールドブロアー 1
【クセロシキ】1、【次元の谷】4があるので、1枚で十分でした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・次元の谷 4
少しでも引く確率を上げるために4枚。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・超エネルギー (6-3)
【ミステリーエネルギー】は4枚入れたかったのですが、【改造ハンマー】のことを考えて1枚は基本エネルギーにしました。【ソーナンス】を入れない分、3枚でも十分機能しました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・ダブル無色エネルギー 1
【ネクロズマGX】が1枚なので、1枚でOK。【ネクロズマGX】に超エネルギーがついてしまっているときは、逃げエネの材料に使ったり、【エナジードライブ】の打点確保に使ったりもします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以上になります。
【ネクロズマGX】が果たして必要なのか?という疑問は少々あるのですが、現環境で戦うのであれば、枚数の調整は多少あれど、この構築が一番丸いと思います。
公式大会で良い結果は残せませんでしたが、大すきなフーディンのデッキを、そこそこの完成度まで高められた自信はあるので、満足です。
【ルザミーネ】が登場すれば、この構築はまたかなり変わると思います。
これからはゾロアークのほうもまたしっかりと考えていこうと思っていますが、XYレギュレーションが落ちるまで、要所要所でフーディンと心中していきたいと思います。
ここまでの長文、読んでくださり、ありがとうございました。
コメント